the peggies
All Time Best Album
“MMY”
2022年9月7日発売
配信はこちらthe peggies
10th Anniversary ~十祭~
Blu-ray Teaser 2
the peggies
All Time Best Album
「MMY」全曲試聴
the peggies
10th Anniversary ~十祭~
Blu-ray Teaser 1
the peggies
All Time Best Album
「MMY」Teaser 1
初回生産限定盤【CD+BD】
ESCL-5702~5703
¥5,500(税込)
通常盤【CD】
ESCL-5704
¥3,300(税込)
初回生産限定盤/通常盤(初回仕様)
<抽選で当たる!「MMY」発売記念
超スペシャルプレゼントキャンペーン応募券封入>
応募期限:2022年9月30日(金)当日消印有効
初回生産限定盤Disc1 CD/通常盤CD
- M01ドリーミージャーニー
- M02BABY!
- M03ネバーランド
- M04I 御中~文房具屋さんにあった試し書きだけで歌をつくってみました。~
- M05ボーイミーツガール
- M06君のせい
- M07スタンドバイミー
- M08アネモネ
- M09青すぎる空
- M10センチメートル
- M11足跡
- M12Unleash
- M13ドア
- M14ドラマチック
- M15ハイライト・ハイライト
- M16CHEESE!
- M17グライダー(2022)
Disc2 Blu-ray
the peggies 10th Anniversary~十祭~
2022.4.24 日比谷野外大音楽堂 Live Video
- M01ドリーミージャーニー
- M02GLORY
- M03そうだ、僕らは
- M04はちみつ
- M05アネモネ
- M06足跡
- M07マイクロフォン
- M08LOVE TRIP(2019)
- M09君のせい
- M10スプートニク(2021)
- M11明日
「ハイライト・ハイライト」
CD購入者特典
TOWER RECORDS全店(オンライン含む/一部店舗除く)
the peggiesオリジナルステッカー②
楽天ブックス
オリジナルアクリルキーホルダー
セブンネットショッピング
オリジナル巾着袋
Amazon.co.jp期間生産限定盤
メガジャケ
※購入したジャケットと同一絵柄のメガジャケとなります
Amazon.co.jp通常盤
メガジャケ
※購入したジャケットと同一絵柄のメガジャケとなります
Sony Music Shop
オリジナルギターピック
- 数に限りがありますので、なくなり次第終了となります。
- 上記店舗以外での配布はございません。
- 特典絵柄は追って発表いたします。
- 各オンラインショップにつきまして、カートが公開されるまでに時間がかかる場合がございます。
- Amazon.co.jp、楽天ブックス、その他一部オンラインショップでは「特典対象商品ページ」と「特典非対象商品ページ」がございます。予約の際は、希望される商品ページであることをご確認ください。
the peggies『MMY』
SPECIAL INTERVIEW
the peggiesのメンバー3人が語る、
All Time Best Album「MMY」への想いとは?
文=樋口靖幸(音楽と人)
──今回、オールタイム・ベストがリリースされるわけですが、まずは、それぞれこのベストを聴いて感じたことを教えてください。
みく「いい曲しかないし、北澤ゆうほは天才だな!って思いました(笑)。マスタリングの時に、スタジオで17曲を一気に聴いてたんですけど、1曲1曲に思い入れがありすぎて、本当にあっという間に聴き終えた感じで」
マキコ「〈グライダー〉も再録して入れることができたし、本当にthe peggiesの歴史っていう感じがします。このアルバムを聴いたら、どんなバンドなのかがわかりやすく伝わると思うし、本当に自分たちの代名詞みたいなアルバムになったと思います」
みく「ほんと1曲1曲が、the peggiesの一歩一歩になっているなって思いました」
ゆうほ「やっぱり1曲1曲、作った時のいろんなことを思い出すようなベストではありますね。それとマスタリングで全部を通して聴いた時に、私たちは音楽を作るという環境において、すごく恵まれていたんだなってことを改めて思ったかな。デビューするまでは曲のアレンジとかスタジオの録音環境とか、そういうことを何も知らない私たちだったけど、デビューと同時にそういう恵まれた環境を整えてもらって、それを当たり前のようにやらせてもらってたんだなって」
──それだけ周囲から期待されてたってことだし、ゆうほさんもその期待に応えようと必死だった
ゆうほ「だから、こうやって昔の曲を恥ずかしいとまったく思わず聴けるし、ちゃんと全曲、誇らしい気持ちでベストとして世に送り出せるのはすごくありがたいなって思います。その上で今は……ツアーのことを思い浮かべながら聴くことが多いかな。〈この曲は、当日演奏しながらこんな感じの感情になるんだろうな〉って」
──きっと、いろんな感情が湧き上がってくるんでしょうね。せっかくなので、改めて3人の歩みを振り返ってみたいのですが、出会いは中学校の軽音楽部になるんですよね。
みく「うん。もう14年か」
──人生の半分ですね。
ゆうほ「去年26になった時、〈ああ、もう人生の半分一緒にいるんだ〉って思ったもんね」
──この3人で一緒にバンドやることになったきっかけは?
ゆうほ「うちの学校の軽音楽部は、バンド組まないと入部できないっていう決まりがあって。仮入部の時に、希望のパートをそれぞれ発表して、バンドを組むみたいな感じで。私はヴォーカルをやりたかったんだけど、自分の順番が近づくにつれて〈あれ、でもヴォーカルって言ったらナルシストって思われるかもしれない〉〈初っ端からそう思われたら、今後の3年間に支障が出るかも〉とかいろいろ考えちゃって」
──それで、ギター希望と言ってしまったと(笑)。
ゆうほ「そうなんです(笑)。それでギター担当になっちゃって、最初は別の子たちと一緒にバンドを組んだんです。だから入部前にギター買ったくせに、全然ギターに身が入らなくて(笑)。やっぱり唄いたいな、自分が先頭に立ちたいなっていう思いがあって、自分がヴォーカルのバンドを中学2年生になったら新しく組もうと思って。それで中1の終わりにベースとドラムの子を探しはじめたんだけど、〈ゆうほと一緒にやるのはNG〉ってみんなから言われて(笑)」
──あははははは。
ゆうほ「〈やべぇ誰も組んでくんない〉って焦って。で、最後に残ってたのが、この2人だった(笑)」
──そんな残り物みたいな言い方を(笑)。声をかけられた2人はどう思いました?
みく「いろんな人に声をかけてダメだったんだろうな、っていうのを察してたかな(笑)」
マキコ「うん、そうだね(笑)」
ゆうほ「声をかけに行った時のことは、今でもすっごい覚えてる。まーちゃんは教室にいて、『石渡さんいますか?』って近くにいた人に呼んでもらって、話をして。みくは、学校内に野外ステージがあって、そのステージに向かうレンガの階段みたいなところあったじゃん」
みく「〈もみじ劇場〉のところだよね」
ゆうほ「そうそう。そこで『ねぇ、一緒にバンド組まない?』って言ったら『うん、いいよ』ってその場で言ってくれたのをすごく覚えてて。それで、中2になって、晴れてギターヴォーカルになりました」
──そこでゆうほさんの願望はとりあえず叶ったと(笑)。最初から3人の相性はよかったんですか?
ゆうほ「最初は全然合わなかった(笑)」
みく「それこそ一度、ゆうほを呼び出して話したことあったよね」
ゆうほ「あ、5組のベランダのところだ」
──5組のベランダ(笑)。
マキコ「そうそう。当時、ゆうほが、けっこうわがままキャラみたいな感じになってて、部活内で『あいつは1回懲らしめてやらないと』っていう感じになって(笑)」
みく「中学生なりの正義感だね(笑)」
マキコ「それで呼び出して、『私たちは、ゆうほのこういうところが気になるから直してほしい』みたいなことをひとしきり言ったあと、『逆にゆうほは私たちに言いたいことある?』って聞いたら、小さい声で『ない』って答えて。〈あれ、なんか思ってた人と全然違う〉と思って(笑)」
──ゆうほさんは、みんなからワガママキャラだと言われてるのは、自分で思い当たることはあったんですか。
ゆうほ「あったし、本当に小学生の時から絶対に友達とうまくやれなくて。それで毎回、仲間はずれにされる感じだったから。その時も、〈まあ、そうだよね〉って感じだったかな。でも、『ない』って言ってひとりで退場する時に、なんかすごいむしゃくしゃして、手についてた輪ゴムをパッて外して投げ捨てて退場したのはすごく覚えてる(笑)」
──そんな3人が、このバンドでやっていきたい!と思うようになったのは、やはり高校生の時に受けたオーディションで優勝したことがきっかけですか?
ゆうほ「確かにそれをきっかけに音楽を仕事にすることに興味が湧いたのはあるけど、ライヴハウスに、コピーバンドとしてじゃなくて自分たちの曲を作って立ちたいっていうことを中学生の時から言ってて。自分たちで立てたその目標を、高校生の時にちゃんと実行していったから、早い時期からオリジナル曲でライヴハウスに立てたし、そこから自然と意識が高まっていってたような気がします」
──ライヴハウスでの初ライヴは、いつだったか覚えてますか?
ゆうほ「高校1年の夏、7月11日だっけ?」
みく「11日か13、14日のどれかだった気がする!(笑)」
ゆうほ「中学生の時に、まーちゃんが、『高校生になったら出させてください』ってライヴハウスに言ってくれてたんだよね」
マキコ「そうだった気がする」
──ちなみに僕が初めて観たワンマンが、渋谷・WWWでのライヴだったんですけど、その時の印象は、ちょっとクールというか、なんか尖がってるバンドだなぁっていうもので。
ゆうほ「うん、尖ってたところはかなりあったかも」
マキコ「インディーズの頃は、めっちゃバリア張ってたし、舐められたくないっていう気持ちが、めちゃくちゃ大きくて」
ゆうほ「昔からthe peggiesのことを知ってくれてるバンドの人とかにも『昔は、女番長みたいな感じだった』って、最近よく言われる(笑)。挨拶しても、『あーい』って感じだったから怖かったって」
みく「そうだったんだ(笑)」
──ただ、ドラムの人だけ尖りきれてないなっていう(笑)。
みく「あはははははは!」
ゆうほ「隠しきれない、みくの笑顔ね」
──それがちょうどアルバム『NEW KINGDOM』(インディーズ・セカンドフルアルバム/2015年作)が出て、「グライダー」が注目されはじめたぐらいの時期でした。
ゆうほ「〈グライダー〉を作った時は、〈この先、どうなるんだろう?〉〈こんなはずじゃなかったのにな〉みたいな気持ちが強くて。それこそ高校生の時は、インディーズでデビューしちゃえばこっちのもんだ、ぐらいに思ってたんだけど、いざインディーズでやり始めても、毎回ライヴをやるたびにお客さんがちゃんと来てくれるのかどうかわかんなくてドキドキするし、思い描いてた状況と違うなって」
──その頃の思い悩む気持ちが、そのまま「グライダー」には書かれていますよね。その上で、〈僕らの戦闘機はまだまだ大丈夫さ〉と自ら鼓舞してる。
ゆうほ「大丈夫、って言い聞かせるみたいな(笑)」
みく「その頃、たぶん私が一番迷ってて。大学に行ってたし、卒業までにデビューの話がなかったら、たぶん就職するって言いそう、みたいな。で、20歳になったタイミングで初めて3人で渋谷の焼き鳥センターで呑んだんだけど」
──焼き鳥センター(笑)。
ゆうほ「WWWでのワンマンのあと、大晦日のライヴイベントがあって。それに出たあと、20歳になってお酒も呑めるようになったし、一応3人の意思確認も兼ねて、ちょっと呑みながら話をしようってなって」
みく「そこで22歳までにデビューできなくて、今くらいのペースのままだったら、バイトしながらバンドをやるよりかは、就職したいなと思ってる、って2人に伝えて」
ゆうほ「みくからそう言われて、私もまーちゃんも〈マジか!?〉っていう感じでびっくりして、ちょっと動揺しちゃったりして(苦笑)」
みく「でも自分的には、その呑み会がけっこうターニングポイントで。高校生の時からわりとスタッフの人がついてくれてたし、何をするにも、そのスタッフがいろいろやってくれてたんですよね。でもこのままじゃいけないよねって気持ちがあったし、3人のバンドなんだから、ちゃんと3人でやっていかないとダメだよね、みたいなこととか、〈この先どうする?〉ってことを3人だけで話したんです。それはすごい心に残ってますね」
ゆうほ「そこからしばらくして、〈グライダー〉が、いろんな人に聴いてもらえるようになって、ようやくメジャーデビューとかが見えてきたりした感じでした」
──そして2017年に晴れてメジャーデビューを果たしたわけですが、「ドリーミージャーニー」や「BABY!」の取材でゆうほさんに会ったら、いきなり優等生みたいな感じになってて少し驚いたんですよ。〈あれ、2年前のWWWで観た感じと違うぞ〉と(笑)。
ゆうほ「デビューした当初は、自分でも、〈優等生になろう〉ってすごく頑張ってましたよね。自分の人生において、音楽がたったひとつ優等生になれる、というか、誰かに褒めてもらったり『すごいね』って言ってもらえるチャンスは音楽しかないと思ってたところがあって。たから、のびのびと破天荒でやってくぜ!っていうよりは、周りの人たちから褒められたい、みたいな気持ちにシフトしちゃってて」
──「足跡」のインタビューでも、そういう話をしてましたよね。でもメジャー・ファーストアルバム『Hell like Heaven』のあたりから、徐々に優等生キャラを脱却していったような気がします。3人にとって、デビューから『Hell like Heaven』までの期間は、かなり忙しない日々だったかと思いますが、今振り返るとどんな時間でしたか?
みく「私、『Hell like Heaven』のツアーで、ライヴをやったあと、打ち上げで酔っ払って、2人に説教したことがあって」
──ははははははは!
みく「その頃、大学4年生で、周りは就職決まってめっちゃ旅行とかしてるのに、ひとりだけツアーで忙しくて。しかも、毎回ライヴがうまくできてたわけじゃなかったし、なんか手応えを感じられなくて、すごい不安が強くあったんですよね。で、ライヴのあと打ち上げで酔っ払って、2人が私をホテルの部屋まで送ってくれたのに、酔いすぎて2人をその場に座らせて説教しちゃった(笑)」
ゆうほ「あの日、みくがすごい酔っ払ってたんだけど、その前に私もけっこうイライラしてて。お酒の勢いでみくにいろいろ強く言っちゃったりして、ちょっとケンカみたいになったんですよね。でも、みくがあまりにも酔っ払ってるから『先に帰そう』『2人で送ろう』ってなって、ホテルの部屋まで送り届けて、『じゃあね』って帰ろうとしたら、『2人も部屋に入って』みたいな感じで言われて。『そこに座って』って(笑)」
マキコ「『このままじゃthe peggiesが終わる~!』とか『アルバムが売れないなら、私たちはもうダメだ』って、お説教受けたよね(笑)」
ゆうほ「あと『まーちゃんはもっとSNSで告知をしろ!』とか(笑)。そのあとも、そういうことがあったりしたよね(笑)」
マキコ「そうそう、あのツアーで2回あった(笑)」
──はははははは! 当然その頃は、中学生の時に集まってバンドを始めた時の関係とは、まったく違ってきていますよね。
ゆうほ「私の感覚的には、デビューしてからのほうが、3人でいろんな感情をシェアできてて、どんどん距離が近づいてるなっていうのがあって。ぶつかることもあったけど、常にそこにはお互いへの愛があるっていうのを感じながら、意見を言い合ったりしてた気がしてて」
みく「うん、それは私も同じかな」
マキコ「やっぱりどんどん仲良くなったなってすごく感じるし、どんな選択をしても自分のことを絶対に嫌いにならない2人なんだなっていうのを感じてて。そう思える人間が自分の人生に現れたことは、すごく喜ばしいことだなって思います」
──たぶん、そういう絶対的な信頼関係に導かれるように、the peggiesは、どんどんカッコいいバンドになっていったんじゃないかなと思いますね。バンド以外にも、それぞれ仲の良い友達はいると思うんですけど、その人たちとメンバーとの関係で何か違いってありますか?
ゆうほ「メンバーには、言えないことはないかもしれない。友達によっては、〈この子はこういう話題は苦手だろうからしないほうがいいな〉とかあるけど、メンバーには何もそういうのがない。それこそ、『誰にも言わないでね』って言われたことも2人には全部伝えてる(笑)」
──ははははははは!
ゆうほ「三位一体だから、ここでシェアするぶんには誰にも言ってないことになる、っていうシステム(笑)」
──なるほど(笑)。『Hell like Heaven』のツアーでの話もそうですけど、the peggiesの歴史というのは、必ずしも3人が思い描いていたとおりに進んできたものではないと思うんです。でもその中でデビューして一番よかったなって思うことはなんでしょうか。
マキコ「デビュー以降、自分のことを肯定してくれる人がたくさんいるんだなっていうのを、ひねくれたりせず受けとめることができるようになって。それによって、すごい自分に自信が持てるようになったのは大きいと思います」
──昔はそうじゃなかった?
マキコ「はい。もちろん今でも全然〈あ~最悪。ここからいなくなりたい〉みたいに思ったりすることもあるんですけど(苦笑)、でも〈ダメだ、悲しむ人がいっぱいいる!〉って気持ちをパッとすぐ切り替えられるようになったし。本当に愛されてるっていうことを実感できるようになりました」
みく「私もすごく近くて、味方っていっぱいいるんだなってすごく感じることができるようになりました。何かしら発信したら絶対にリアクションしてくれるファンの人がいて、秘密を共有できる(笑)2人がいて。そういうめっちゃ心強い味方がいてくれることが、自分の人生における財産になってるなって思います」
ゆうほ「やっぱりこの2人と一緒だったから、ここまでthe peggiesはやってこれたんだなと思うし、私自身も、自分が成長できてることを実感しながら、毎年毎年、作品を残したりできたのは、すごくよかったなと思ってて」
──中学生の頃の、ワガママキャラなゆうほさんからは変わりましたか。
マキコ「ほんとめちゃくちゃ変わりました(笑)。尖ってる人って世の中にたくさんいると思うけど、いろんなことを思っていろんなことを吸収して、自分自身を成長させる人間になれるっていう。そういう希望みたいに感じられるというか(笑)、それぐらいのレベルで変わったなって思います」
みく「これは前にどっかのインタビューでも言ったんだけど、ゆうほが生きてることは、絶対に社会のためになってると思う!(笑)」
──大袈裟です(笑)。
マキコ「でも本当にそんな感じ!」
みく「ゆうほって、すごい落ち込んだりすることもめっちゃ多いんですけど、でもそれを全部プラスというか、何かしらのパワーに変換する力が高いなって思ってて。暗い気持ちをそのままにして、『無理しない』とか言うんじゃなくて、暗い中でもうっすら見える光を掬い上げようとする力があるというか。それが作曲だったりにも繋がってるんだろうなっていうのは、横にいてすごく感じます」
──ゆうほさん、2人にものすごく理解されてますね。
ゆうほ「そうですね。その安心感もあったから、変わることができたのかもしれないんだろうなって。こういうふうにしたいと思って何かに挑戦しようとしても、変わっちゃったらみんなが離れるかもしれないとか、不安になって二の足を踏んじゃうと思うんです。でも、そういう不安を感じることなく、自分の変化をあんまり恐れないでやってこれたのは、やっぱ2人がいるからなんだなって。自分が変わっていって、どんどん自分自身を大事にしようって思えるようになれたのは、バンドでの活動がなかったら絶対に起きなかった変化だと思うので、それが一番the peggiesをやってきてよかったなと思うことでもありますね」
──今回のベストは、まさに今話してくれたような北澤ゆうほという人の成長の道のりを感じるものになっていますよね。ここに入ってる新曲「CHEESE!」は、自分たちの未来へのエールのような曲になっていますが、やはりこれは、最後のライヴで演奏することを想像しながら書いたところもありますか?
ゆうほ「そうですね。最初にも言ったけど、最後のライヴはとにかくお葬式みたいな感じには絶対にしたくなくて。暗い気持ちで終わるのは本当に嫌だし、〈なんのための10年間だったんだ!?〉ってなっちゃうから、最初はどんな歌詞を書けばみんなが悲しまずに済むんだろう?ってすごい悩んだんですよ。でも、曲だけ先に録ってみたら、意外とゴキゲンな感じになっちゃって(笑)」
──ゴキゲン(笑)。
ゆうほ「だからノリとしては、JKが高校を卒業する時に聴くぐらいの気持ちで歌詞も書こうと思って(笑)」
──ははは。
ゆうほ「今の自分たちの気持ちを書こうとすると、どうしても寂しさみたいなのが滲んじゃうから、〈私はJKだ! 卒業間際のJKだから!〉って自分に言い聞かせながら書きました(笑)」
みく「でも本当に宝物みたいな曲だなって思っていて。〈CHEESE!〉のレコーディングが終わったあとLINEしました(笑)」
マキコ「お互いにLINE送りあったよね」
──ベストアルバムがリリースされ、あとはいよいよツアーを残すのみとなるわけですが、最後のツアーに向けて、どんな心持ちで臨もうと思ってますか。
みく「O-EASTのラストライヴまで、the peggiesとして活動している1日1日をちゃんと大事にしたいなっていう気持ちでいますね。やっぱ、しばらくステージに立つこともなくなると思うので、ライヴではお客さんの顔をいっぱい見ておこうって思ってます」
マキコ「ずっと何年も一緒にいて、顔を合わせ続けていた2人と、ツアーが終わったら今までみたいなペースで会えなくなるっていうのは、やっぱりどうしても寂しいなっていう気持ちはあって……。でも音楽を仕事にするっていう昔からの夢だったんですけど、それをこの2人と一緒に叶えられたことを誇りに思いながら、最後のツアーを廻りたいですね」
ゆうほ「私はこの先も音楽をやっていくことは決めてるんですけど、今はあんまり先のことは考えてなくて。とにかく今度のツアーに集中したいなって感じでいます」
──活動休止に際してのコメントで、ゆうほさんは、音楽を続けていくと明言されてましたね。
ゆうほ「最初、これもタイミングなのかなって思って、学童クラブで子供と遊ぶバイトをしようかなとか、いろいろ考えてたんだけど。でもやっぱり私が一番自分らしくいられるのは、音楽がある場所だなって思ったから、この先も続けていこうっていうことは決めたけど、具体的なことはまだあんまり考えてなくて。でもこれまでも選びたい道を選んで歩んできたし、不安がないと言ったら嘘だけど、この先もやりたいことをやっていくのが一番いいかなとは思ってますね」
──わかりました。ここで一旦the peggiesの活動が止まってしまうことは、正直、残念でしかたないんですけど、この先も3人の関係は変わらずに続いていきそうですね。
みく「たぶん、なんだかんだ言って2人とは、すぐ会うかと思います(笑)。あ、そうだ! 今年も『M-1グランプリ』、一緒に観ようよ」
ゆうほ「観よう観よう! 去年も楽しかったもんね」
マキコ「うん。みくの家でピザ食べながらね(笑)」
──でもお酒は呑みすぎないように気をつけてくださいね。とくにみくさん(笑)。
みく「はい! 気をつけたいと思います!(笑)」
コーラス音声を大募集!
4月に行われたthe peggies誕生10周年記念ライブ”十祭”でコーラス音声を募集したくさんの方にご応募いただきました!
今回は第二弾!
メジャーデビュー曲「ドリーミージャーニー」のコーラスパートの音声を募集します!
ご応募いただいたあなたの声は、9月から始まるMy Whiteツアーでのライブで実際に流れる予定ですので、お楽しみに!
みなさまからのたくさんのご応募、心よりお待ちしております!
なお、多くのみなさまにご参加いただけるよう、今回は「PG Bee」会員様でなくてもご応募が可能です。
募集は終了しました。
沢山のご応募ありがとうございました。
the peggies tour 2022
"My White"全公演ソールドアウト!
新たにツアーファイナルとなる
東京・Spotify O-EAST公演を
Stagecrowdにて
国内と海外で配信する事が決定しました。
the peggies tour 2022
“My White” Final
配信日
9月20日(火)
18:15開場 / 19:00開演
配信ライブチケット販売期間
9月2日(金)21:00~9月30日(金)18:00まで
チケット金額
3,220円(税込・システム手数料込)
※視聴チケット3,000円+システム手数料220円(税込)
チケット販売ページURL(Stagecrowd)
- 販売ページ(国内)はこちら
- 販売ページ(海外)はこちら
The stream for international viewers is here.
※海外生配信対象地域は下記の通り。
アメリカ/カナダ/メキシコ/ブラジル/ペルー/オーストラリア/ニュージーランド/韓国/台湾/香港/マカオ/シンガポール/タイ/マレーシア/イギリス/ドイツ/フランス/イタリア/スペイン
America/Canada/Mexico/Brazil/Peru/Australia/New Zealand/Korea/Taiwan/Hong Kong/Macao/Singapore/Thailand/Malaysia/Britain/Germany/France/Italy/Spain
見逃し配信視聴期間
公演終了後見逃し配信公開
~9月30日(金)23:59まで
配信に関するお問い合わせ
- 国内で視聴する方はこちら
- 海外で視聴する方はこちら
The inquiry for international viewers is here.
SCHEDULE
SOLD OUT
2022.09.13(tue)
愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
OPEN 18:15 / START 19:00
INFO:JAILHOUSE 052-936-6041
SOLD OUT
2022.09.14(wed)
大阪府 大阪BIGCAT
OPEN 18:15 / START 19:00
INFO:清水音泉 06-6357-3666
SOLD OUT
2022.09.20(tue)
東京都 渋谷Spotify O-EAST
OPEN 18:15 / START 19:00
INFO:ディスクガレージ 050-5533-0888
TOTAL INFORMATION:ヴィンテージロック
TEL:03-3770-6900[平日12:00-17:00]
WEB:https://vintage-rock.com/
the peggies tour 2022 "My White"
チケットご購入の前に必ずお読み下さい
公演開催に当たり下記ウイルス対策を実施します。
必ずご確認いただき、ご了承いただける方のみチケットご購入にお進み下さい。
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公演延期・中止・無観客公演となった場合を除き、チケットの払戻しは行いません。
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新型コロナウイルスに感染している方、感染の疑いがある方はご入場をお断りいたします。
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公演当日に微熱・発熱、咳きこみ等、体調の優れない方のご来場はお控えください。
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公演日より7日前までに、海外渡航の予定がある方のご来場はお断りいたします。
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入場時に体温測定を実施いたします。発熱があると判断した際や、37.5℃以上の体温がある方へは個別に対応いたします。測定の結果によりご入場いただけない場合がございます。
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ご来場のお客様におかれましても、会場内では常に必ず「適切なマスクの正しい着用(不織布推奨)」をお願いいたします。
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ロビー等に消毒液を設置しますので、ご利用ください。
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席種は全自由となり、整理番号順でのご入場となります。会場規定のマーカー位置でご観覧ください。
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会場内では、換気を強化いたします。そのため、客席内の温度が一時的に上下することがございます。
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購入時のプレイガイド会員登録情報は、本公演で万一新型コロナウイルスが確認された場合のみ、感染経路の協力のため、お客様情報を自治体関係機関に提出することがございます。
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会場内における大きな声での発声・会話はお控え下さい。公演中、大声を発することや指笛等は禁止です。拍手や手拍子、手をあげるなどは問題ございません。
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終演後は「規制退場」にご協力いただく場合がございます。
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メンバーへのプレゼント、差し入れ、お手紙、花束や祝花等は辞退させていただきます。また、会場での出待ち、入り待ちなどもご遠慮ください。
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厚生労働省推奨「新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOA」をお手持ちのスマートフォンにインストールするなど、ご協力をお願いいたします。
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スタッフの指示に従っていただけない方はご入場をお断りいたします。
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その他、今後ガイドライン等の変更により当日のご案内に変更が出る可能性がございます。
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チケットの不正な転売を禁止いたします。発覚した場合、チケットは無効となります。
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感染予防対策は徹底いたしますが、本公演において新型コロナウイルス等の感染に対する責任は負いかねますので予めご了承ください。